■投資信託のリターン

投資信託のリターン(収益)としては分配金と基準価額(基準価格)の値上がりが期待できます。分配金は投資信託の決算時に投資信託の運用成績に応じて受け取ることのできるリターンです。分配金以外にも投資信託に組み込まれている株や債権が値上がりすれば投資信託の基準価額が上昇し、換金すれば購入価格との差額がリターンとなります。

投資信託には預貯金では得られないリターンを期待できますが、予想に反して投資信託の基準価額が下がり損をする可能性もあります。投資信託の中でも値動きの激しい株式の組み入れ比率が高いものでは、大きなリターンを期待できる半面、値下がりする可能性も大きくなります。MMFや公社債投資信託などでは値下がりする可能性は少ないものの株式投資信託のような大きなリターンは期待できません。

このように投資信託の基準価額が値下がりして予想通りのリターンを得られない可能性のことをリスクといいます。リスクの正式な定義は、将来の株式や債権価格の不確実さ、リターンの振れ幅のことをいいます。一般的にはハイリスクハイリターン、ローリスクローリターンといわれるように、期待できるリターンが大きくなるほどリスクも大きくなります。

このリターンとリスクの大小により投資信託を分類したRR分類と呼ばれる指標があります。PR分類は投資信託協会が発行しているもので、もっともリスク・リターンの小さな安定重視型からもっともリスク・リターンの大きな積極値上がり益追求型まで5段階に分類されています。投資信託を購入する際にはこのPR分類を参考にしながらリスクとリターンのバランスの良い投資を心がけましょう。


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